久しぶりな本紹介。
崎谷博征 エーテル医学への招待
全ての病は電子のフローの異常という筆者の考えのもとに、古代より大前提として存在を肯定されてきたエーテルへの認識を現代医学に反映させるべく、エーテルを科学的に考察している本です。
目次を見るだけでもワクワクしますが、”全ての運動は螺旋状に動く””全ての物質は発電機””誘電場と磁場の縮小が慢性病を招く”などなど、まさに快哉を叫びたくなるような言葉のオンパレードです。鍼はアースしてるようなもの、と度々お伝えしてますが、私の感覚でしか伝えられなかった脊椎の過充電状態などは、まさに現象として起きていることとして説明できるかもしれません。もちろん鍼灸についても言及があり”誘電場を作る鍼灸治療”という項目もあります。
ただ、他の著作では遊離脂肪酸による炎症反応をあらゆる病の原因と解説していて、中でも魚やナッツなどのオメガ3、6を摂取しないことを推奨するなど、うーんと思うところはあります。不飽和脂肪酸の取り過ぎは魚油と植物性油脂としていますが、現代人の脂肪はサラダ油や揚げ油、菓子などからくるトランス脂肪酸などに傾いていることが多いのではと思います。理論としてはとても良いと思うのですが。(オメガ3の真実、新免疫革命など)治療院のやすらぎ文庫に置いてますのでご興味のある方は是非お手にとってみてくださいね。