すでに1月も後半に入ろうとしていますが、今年もよろしくお願いいたします。
今日は皮膚炎に関して。
寒くなると、体があちこち痒くなったり正体不明の皮膚炎が出てきたりして困っている方は多いのではないでしょうか。
かくいう私も11月くらいから一ヶ所に出てきた炎症があれよあれよと広がって手の甲の半分を覆うほどに。
大腸経に沿って出ているので、便秘がちな体質ゆえ大腸に熱が出ていると読み取れるが、湿疹は熱の放出、いつか治るさと思っていたものの、予想以上の痒みと痛みと見た目の悪さに薬を試してみる。家にあった蜜蝋とハーブベースの軟膏は傷口には最高に効くが、発疹が治るものではなく、局所の鍼は多少はよいが著効はなく、皮膚科に行けばステロイドのグレードが上がっていくばかりで、仕方なく炎症を沈めるために仕方なく食事を制限することに。
炎症を治めるには、私の場合は乳製品、小麦粉、揚げ物、コーヒーなどのカフェイン類、欲を言えばば甘いものもやめるとなおよし。
そして一番大事なのは睡眠と少食。
多くの人はこの制限で炎症を抑える方向に向くのではないかと思う。
引き算ができたところで、プラスするものがビタミンCとE。レタスや大根、人参を生でとることがとても効果あり。柑橘類も取り方によっては良い。抗酸化作用のオリーブオイルなど油も少し足す。ナッツもなるべく生で。
とにかく酸性の血液をアルカリ性にすることにおいて全ての食の基本を守ることが大筋の流れになる。
これらのおかげで、だいぶ痒みがコントロールされて、腫れや赤味も以前よりはマシになった。
皮膚は内臓の鑑。知ってはいたけれど身を以て追体験することになるとは。病から得る学びほど深いものは無い。