圧をかける心

最近見ていて思うこと。

結局、痛みや歪みや病というのは人が自ら生み出すものだなあということ。

誰も痛くなりたくないし、病気だって遠ざけていたい。

でも一生懸命みんな自分の体に呪いをかけている。

たまには自分だけでなく人にも呪いをかける人がいるけど、言葉を使って。

人にかける場合も、その前には必ず自分への呪いがあるから同じように対応できる。

人への呪いは、嫉妬だったり、過剰な期待だったり、様々な形で現れるけど、母親の子にかける呪いほど深く長く続く呪いはそうそうない。

だから、病気を見るときはその親子関係、子供の頃の体調などが必ず情報として必要になる。

子供は親に一生懸命向き合うから、その影響は実に正直に出てくる。

その一生懸命さが結果歪みや思い込み癖となってその後の行動や思考を支配して、体の習慣を生み出す。

誰もが、何かしかの影響を受けて大きくなるから恥ずかしい事はない。

親も必死だっただろうし、親もその親からの影響を引き継いでいる。

誰のせいと責める事はできないので、自分が切り替えて自由になるのが一番の近道。

不思議なことに自分が変わると親も周りも変わる。

人は、本当にいくらでも変化できる。そこが出発点。

圧の話をしようと思ったのに、圧の始まりの話になってしまった。