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周波数の上がる先

前回の周波数=波動が形をつくるということに関連して私たちをとりまく高い周波数の働きについて少し触れてみます。
私たちは普段物質世界の周波数で生活していますが、その物質の周波数は低いものとされています、
治療院で行う治療は気を用いたものですが、その気はエーテル体といわれ、体の周りを取り囲み、内部にも物質である体のエネルギーとの変換作業をする場であるツボや経絡を、またチャクラとしてエネルギーステーションを持っています。
エーテル体はホログラムのように格子状に人体の内部を張り巡らされているといいますが、その接点がツボであったりするようです。ツボをつなぐ気の流れである経絡は神経とはちがう独自の流れを形成しているようで、経絡を切断するとその流れにつながる臓器に変化がでるなど、科学的に実証される存在のようです。エネルギー回路が物質の動きに影響を与えているという事実は、エネルギーが物質に常に先行している事実に基づきます。ファントムリーフを例にしてもわかるように、エネルギーの形が流れてその鋳型となり、その形に沿って実体が成長してゆくものです。こどもの成長もエネルギー体が先に整っていないと伸びていきません。また、切断した足があるように感じる幻肢痛などもこのような裏付けとなると思われます。
私たちを取り囲むエーテル体はより周波数の高いエネルギーとの調整役のようなことをしているようで、今わかっているだけでもエーテル体の上にはアストラル体(感情のエネルギーといわれる)、その上にはメンタル体(意識をつかさどり知性などとも関わる)があり、そのさらに上昇した場所にハイアーセルフといわれるコーザル体なるものが存在しているそうです。体から離れるほどに周波数は上がり、コーザル体に至っては物資の本質の裏に潜む真の原因を扱う世界のようです。メンタル体までは個人にかかわるエネルギー体であってもコーザル体はその枠を超えた共有された魂の世界に入り始めるようです。そのまた上には上があるのですが、今回はそれには触れません。
高次の世界から降りて来た情報は順次周波数レベルを落として物質体に届くまで転送されてきます。最後にエーテル体が入り込んでいる物質体に変換して伝え、無意識にでも意識にでも初めてそれを使うことが出来るというわけです。

私たちの多くはアイデアやひらめきを自分が発見したものだと思いがちですが、情報は外からやってきています。その情報に気づけるかどうかは意識化できるかが自分の力量となるわけです。
物質体である体を浄化する意味はそこにあります。情報を聞き取りやすくするチューニングのような作業です。薬や添加物がチューニングを狂わすことはいうまでもありません。
また感情体といわれるアストラル体の上にメンタル体という意識の座があることも大事なことです。
感情に寄ってエネルギーの乱れを起こしますが、それを統合できるのは意識なのです。意識の方向がどこを向いているかで、入ってくる情報をすでに私たちは選別していることになります。
うつの人は体がまったく開きません。情報が無く、選択肢がないわけです。
意識を高く広く持つ程に高次の自分とつながりやすくなり、さまざまな考え方や行動の選択をするようになるのです。それが自由であるということではないでしょうか。

治療をしていくということは簡単にいうとエーテル体の交通整理をしているわけですが、アストラル体、メンタル体とも大いに関わりがあります。おそらくはコーザル体ともとても関わっています。
治療をしているのは治療の時間だけではありません。回数をかさねれば重ねる程に、患者さんの高いものとも深く関わりが出来、さまざまなハプニング(笑)を起こします。
ハプニングと書くのは本当にハプニングだったりするからです。なんで、この人ばかりこういうことが起きるのか?と思うようなことも実はその状況が必要だからなのです。
ある人はヨガの導師を連れてきます。ある人は予約の時間をいつも私に忘れさせてぎょっとして目を覚まさせます。多くの人は治療前や治療中にその人に必要とされる種類のエネルギーを送って来ます。そしてある人は私に高次のレベルからのアドバイスを伝えようとさせます。
皆、やり方は実に様々ですが、無意識に高次のレベルで行っていることなのだと思います。高次の自分と言わなければ、守護霊みたいなものでしょうか。

交通整理に磨きがかかってくると患者さん自身もさまざまに変化してきます。やりたかったことを始める人がとても多くなります。自分の魂の声につながりやすくなるのでしょう。いえ、今の流れでいえば自分のメンタル体とつながって望んで来たことを知るということでしょうか。
それが、皆さんとても素敵なのです。生き生きしていて人生の使命を探し当てる様な宝探しをしているようです。そうなると意志と感情体が一致して動きだし、エーテル体はますます活性化します。

私は自分の治療をスピリチュアルな方向性でやりたいとはそんなに望んでないのですが、エネルギーレベルの治療に取り組む上では、どうしても向き合わざるを得ないものなのですね。今言っていることは間違いなくスピ話ですから。。。
でも、スピリチュアルに伸びる為にはどうしてもその反対側の能力も鍛えなくてはなりません。
では、その話はまた次にでも〜。

形霊

形の持つ意味、力、形を作るまでの生成過程とその働きかけるエネルギー、これらを追い求めていますが先日こんな本に出会いました。
ウオーターサウンドイメージ 
形は音によってつくられる。すなわち微細な振動=周波数によって作られるというものです。

ある一定の周波数をあたえると皿の上の砂が移動してある形態を作り出し、周波数が変わるごとにその形も変わる。中世で既に発見されており、大衆の前でバイオリンを演奏すると砂が幾何学模様を作り出し、音は物体を動かすことを証明した”クラドニの図形”として残されています。そこからスイスの科学者ハンスイエニーが理論を発展させ、音は物質に秩序を与え三次元的な形や周期性をもたらすことを証明。現代はそれをもっと安定した周波数を測りながら振動を送って周波数に対応した画像を手にいれることが出来、人体に応用する分野も発展してきているようです。

周波数で生まれる模様は、自然界に存在する生き物たちの模様パターンと同じで、ヒョウの模様の周波数、シマウマの模様の周波数、昆虫の体節のパターン、それぞれが異なる周波数を身にまとって生きているのです。水も同様で周波数で美しい形が次々に生まれる様子はまさに神秘。しかし、反対に歪んだ形を生み出す周波数もあり、物質は周波数によって形作られていることを目のあたりにします。
訳者の増川いづみさんはサウンドヒーリングの分野で活躍されていますが、そのあとがきによると古代から生きている三葉虫が意外にも7000ヘルツなどの超高周波だそうで、古代はもっと宇宙と密接で周波数の高いレベルにあった時代だったと偲ばれます。
ちなみに、周波数が低い程模様がシンプルで、山野草のような単純な形となり菊のような複雑な菊などは高周波となるそうです。人間がほっとしたり癒されたりする周波数は低周波だそうで、病の時にそばにあるのはシンプルな野の花のようなものが良いそうです。高周波は高いレベルの意識ですから神経やホルモン人の高次の意識に作用するようです。

この本の内容については語り尽くせないので、興味のある方は本を見て頂くとして。周波数が物質の形を作り出すというこのただ一点。これは常に周波数の影響を受けている人間にとっては大きな鍵となります。安定した円満な模様をつくる周波数をうけることが、体内の細胞や水に安定した形態をもたらし、体内の調和をもたらすということです。これは反対のことが言えます。低い周波数は体のバイブレーションが低下した時に同調しやすいそうで、人が生活で接する携帯や家電の周波数と関係してきてしまうそうです。最近では人体の組織器官が持つそれぞれの周波数が解明されてきたようで、サイマティクスセラピー(音響励振療法)に発展しています。

積聚治療も波動治療ですから人体を気の集合体として見る習慣を日頃から重ねています。始めは患者さんによって波動の違いが大きく、同じ気を流しても反応しない、個々にヒットする波動=周波数を見つけ出すことが治療の大前提となります。一人の体の中でも、波動は異なります。邪気の深さ、作られた原因によって悲しみの波動、怒りの波動、食滞の波動、違うエネルギーのアプローチをするのです。
ですので、治療の道具より、ツボの場所より、如何にどんなエネルギーを流すかが、治療の決定的な差をつけます。
こうしてみると治療は常に新たな形を作り出していると言えるのでしょう。
より高い周波数で円満な形態の波動を送り出すことで、歪んだ細胞レベルから修正し、体全体のゆがみやオーラを変えていく。そんな作業を皆さんとしているのですね。